管理釣り場では、多くの人が横並びになってみんなで一緒に釣りをします。
そこには、みなさんが楽しく快適に釣りができるように様々なルールが設けられています。
釣り場によって様々なルールがありますので、不安な場合は釣り場のホームページで確認をするか電話で問い合わせをしましょう。
まずは、どの釣り場でも通用するマナーや動き方について解説して行きます。
①まずは受付
釣り場についたらまずは受付に行きましょう。
釣りをするための釣券を購入します。
釣り場によっては、1日券や半日券・1時間券~6時間券等、釣り場によって種類が異なる場合があります。
自分が釣りをしたい時間に合った釣券を購入しましょう。
また、ここで釣りのルールの確認などをしっかりしておきましょう。
②釣座(自分が釣りをする場所)へ移動
釣券を買ったら次は釣座(つりざ)へ移動します。
釣り場によっては、自由に釣座を選べたり、番号で釣座が決まっている所もありますので受付で確認をして釣座を選びましょう。
※釣座の選び方は後ほど解説します。
釣座が決まったら、準備をして早速釣りを開始しましょう。
ルアーをキャスト(投げる)→ルアーを動かして誘う(リトリーブ)→魚とやりとり(ファイト)をする→取り込む(ランディング)
この基本の動作を繰り返すことで成立します。
まずは、このキャスト~ランディングまでの動作をしっかりと覚えて、スマートな釣り人を目指しましょう。
キャスト…投げる動作のこと
ルアーを、竿をしならせて投げることがとても重要です。
①竿先からの垂らし(竿先とルアーの距離)を15cmくらいになるようにします。
↓
②リールから出てくる糸を人差し指で取り、ベールを開けます。
↓
③竿を水面と水平の場所から軽く方の高さまで振り上げます。
↓
④対岸や遠くの目標物に向かって、竿を振り下ろしながら目標物を指さします。
リトリーブ…ルアーを動かし、魚を誘うこと
ルアーがキャストできたら、ベールを戻してリトリーブに入ります。
ルアーの動かし方には2通りあります。
①竿でルアーを動かし、後からリールで糸を巻き取る誘い方
②竿は動かさず、リールを巻くことでルアーを動かす誘い方
※詳しくは下記の動画をご覧ください。
ファイト…魚の引きをいなしながらやり取りをすること
魚がルアーに食いついたら、まずはフッキング(魚を掛ける)をします。
フッキングの方法については下記の動画をご覧ください。
しっかりフッキングが出来たら魚とのファイトに入ります。
竿の角度は、ライン(糸)に対して45-90°くらいになるように竿を立てます。
竿の角度によって魚がバレる(外れる)原因になったり、竿が折れてしまう原因になったりします。
竿の調子(曲がり方)に合わせて、一番竿の力が生かされる角度を見つけましょう。
リールは焦ってグルグル巻かず、※ドラグを使い魚の引きに合わせてゆっくり巻きましょう。
※ドラグ…魚が引くと、ライン(糸)が切れないように、設定した負荷でライン(糸)がリールから出ていく仕組み。
ランディング…やりとり(ファイト)した魚を取り込むこと
管理釣り場の場合、基本的にはキャッチ&リリースが原則
魚を陸に上げたり触ったりせず、リリーサー(針外し)などを使って水中で優しく返して上げましょう。
特に大きな魚の場合、岸際に寄ってきてもまだまだ体力が余っていてリリースのときに暴れてルアーが切れてしまったり竿を折ってしまったりする事故が多発します。
ネットがある場合は、一度ネットの中に入れて静かになってからリリースするようにしましょう。